
性感帯は胸と性器だけ?フィンランド704人が体の図に塗った答え
性感帯って、胸と性器だけ?
背中をなでられて、ゾクッとしたことはありませんか。
先に答えを言います。
胸と性器だけ、ではありませんでした。
パートナーに触れられて興奮する場所として、背中・太もも・すねを挙げた人たちがいます。フィンランドの704人が答えた研究です。

どんな説?|「性感帯は、胸と性器だけ」

性感帯と聞いて、まず思い浮かぶのは、胸と性器ではないでしょうか。
じゃあ実際、みんなはどこを触られると興奮するのか。体の図に塗って答えてもらった人たちがいます。
確かめた人たち|704人が「興奮する場所」を、体の図に塗った
この研究でいう性感帯とは、触れられると性的に興奮する体の場所のことです。

フィンランドの研究チームが、704人に体の図を見せました。
お願いは2つ。「パートナーに触れられたら興奮する場所」と、「自分で触るときに興奮する場所」を、塗ってください。
(塗り絵で性感帯を答える研究。ちょっと楽しそうです。)
結果。「パートナーに触れられて興奮する場所」の答えを重ねると、色がついたのは胸・首・お尻・口だけではありませんでした。背中・太もも・すねにも、色がつきました。

触れられて興奮する範囲(体の図に占める割合・平均)
| 場面 | 女性の体 | 男性の体 |
|---|---|---|
| パートナーに触れられるとき | 26% | 22% |
| 自分で触るとき | 6.3% | 4.3% |
分母は人数ではなく体の図の広さ。男女のどちらが敏感かを比べる数字ではありません(フィンランド・n=704・Nummenmaa ら 2016)。

反応の強い場所には肛門のまわりも挙がっています。背中・太もも・すねまで入って、性器と胸だけの話ではないのが、この全身図の見どころです。自分で触るときの範囲は、これよりずっと狭いと報告されています。
夢野カナエ個人にも、アンケートで聞きました。カナエさんの体では、性器だけでなく、ほかの場所も一緒に触られると深く感じるそうです。研究は大勢の集計、こちらは一人の体の話。どこで感じるかは、人によって違います。
○正確に言うと(研究の概要と、言えることの範囲)
フィンランドの704人(女性528人・男性176人)が「触れられて性的に興奮する場所」を体の図に塗って答えた2016年の研究では、パートナーに触れられて興奮する範囲は、体の図の上で塗られた範囲が、女性で平均26%、男性で22%にわたり、胸・首・お尻・口のほか、背中・太もも・すねにも反応する場所が報告されています。自己申告の研究なので、体の反応そのものを測ったものではありません。
※Nummenmaa 2016・Arch Sex Behav(フィンランド・n=704・大学メールリストとSNSで募集した志願者・自己申告)。日本人を対象にした同種の研究は、今回確認した範囲では見つかっていません。
フィンランドの研究チーム(Nummenmaa ら)が、704人(女性528人・男性176人)に体の図を見せ、「パートナーに触れられたら性的に興奮する場所」と「自分で触るときに興奮する場所」を塗ってもらいました。発表は2016年、性科学の専門誌 Archives of Sexual Behavior です。
研究の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国 | フィンランド |
| 対象 | 704人(女性528人・男性176人)・平均26歳の志願者(大学のメーリングリストとSNSで募集) |
| 調べ方 | 体の図に「触れられて興奮する場所」を塗って答える(自己申告) |
| 発表 | 2016年・Archives of Sexual Behavior |
ただし|「塗った場所」は「体が反応した場所」とは限らない

「じゃあ背中は性感帯で決まり!」と言いたくなりますが、そこまでは言えません。理由は3つあります。
で、どうすればいい?|全身図は「触ってみる場所の候補リスト」

この全身図は大勢の答えの集計で、あなたやパートナーの体の答えではありません。「背中や太もも、すねも候補に入れていい」と知るところまでが、ちょうどいい読み方です。
背中や太もも、すねで感じるのも、変わったことではありません。この研究でも、そこに色をつけた人たちがいました。
触る側は、胸や性器に直行する前に背中や太ももにもふれて「ここはどう?」と聞いてみる。触られる側も「首は好き」「すねはくすぐったいだけ」と言葉にしていい。どこが好きかは、2人で塗り直していくものです。痛い・不快な場所は、図の色に関係なく「やめて」と伝えていい場所です。

私も自分でするときより、してもらっているときの方が全身が敏感になる気がします。
全身図で色がついた場所のひとつ、胸へのふれ方を具体的に知りたい人は、おっぱい愛撫の14の技を解説したこちらの記事へ。
○今回の記事を書くにあたり使用した参考文献
- Nummenmaa L, Suvilehto JT, Glerean E, Santtila P, Hietanen JK. “Topography of Human Erogenous Zones.” (Archives of Sexual Behavior, 2016;45(5):1207–1216・フィンランド・n=704・大学のメーリングリストとSNSで募集した志願者・自己申告)
https://doi.org/10.1007/s10508-016-0745-z
この記事は、AIで下書きを作り、数字は原著で確かめたうえで、夢野アートが最終確認しています。


