【VIO自己処理の始め方】初心者にオススメのやり方を徹底解説
自己処理によるVIOの手入れは、デリケートな部位を扱うため、正しい知識と技術を持って行う必要があります。
なぜなら誤った方法でVIOの自己処理をすると肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があるからです。
この記事ではVIOの自己処理方法や必要アイテム、注意すべき点を解説します。
サロンに行く時間が確保できない方や費用を抑えたい人必見です。
今回VIOの自己処理についてまとめるにあたって、男性200人以上の方に女性のVIO処理についてアンケートを取ってみました。
約82.9%(179人)の方が女性のVIOラインについて、手入れをした方が好みだという結果になりました。
【VIO】の場所と処理とは?
「VIO処理」とは、V字型のビキニラインから肛門周辺までの毛を処理することを指します。
VIOラインの名称と部位 | |
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Vライン | ビキニライン ※腸骨ライン~鼠径(そけい)部ライン |
Vライン(上) | |
Vライン(サイド) | |
Iライン | 女性器周り ※足の付け根陰部や粘膜に近い部分 |
Oライン | 肛門周り |
VIO処理をすると水着や下着を着用する際の見た目の美しさだけでなく、生理の時などの経血が付きにくく清潔を保つことができます。
VIO処理は大きく分けてクリニックやエステサロンでの脱毛と自己処理に分けられます。
クリニックやエステサロンでの脱毛は継続的に高い効果が期待できますが、自己処理にくらべ費用がかかり、5回以上通わないと効果が実感できません。
またVIO処理を予約した日程に生理がきてしまうと、予約を再調整するなど時間の制約もあり施術を受けるにも調整が必要です。
また、サロンに通ったからと必ずしも満足のいく結果になるとは限りません。そうなると、費用が嵩んでしまいますよね。
自宅での自己処理は自分のタイミングに合わせ気軽にできる反面、直接目で見て確認することが難しい部位で繊細さが求められます。
そのためVIOを自己処理する際には、正しい方法とアイテムを選ぶことが大切になります。
【VIO】自己処理で使用するアイテムと手順
VIO自己処理で使うアイテムは以下の5つです。
ハサミでシェービングしやすい長さにカット
まず初めにハサミで毛をカットします。
毛が長い状態で電気シェーバーを使うと毛が絡み、肌に強い刺激が加わり肌トラブルを起こす原因になるからです。
使用するハサミはヘアーカットで使用するハサミで問題ありませんが、ハサミの先端が丸くなっているVIO処理用ハサミが安全です。
VIOはデリケートなため、事前にハサミをアルコール消毒しておくと皮膚が炎症を起こすリスクを減らすことができます。
ヒートカッターでチクチク感を軽減
VIO処理でヒートカッターを使うメリットは、切れ味がよく痛みが少ないことが挙げられます。
また、熱で毛を焼き切ることで、毛先が丸くなりチクチクした不快感を軽減できます。
刃先が皮膚表面に直接触れないため、お肌にも優しいです。
ただし、ヒートカッターの刃先は高温になるため、肌に押し当てないように十分に注意しましょう。
電気シェーバーで肌トラブルを最小限に!
電気シェーバーは毛を根本からカットし、肌表面に毛先が出ないようにする効果があります。
カミソリより数ミリ残りますが、VIO専用のトリマー刃は肌への負担が少なくVIO用に工夫されているので肌トラブルが起きにくいです。
VIO用の電気シェーバーが販売されており、アタッチメントの交換で毛の長さや肌の密着面を調整ができます。
電気シェーバーの刃はキレ味や衛生面の観点から接触面の消毒やメンテナンスが必要です。
定期的に替え刃を交換しましょう。
保湿クリームでアフターケア
保湿クリームは電気シェーバーを使用した後に肌のケアとして使用します。
刺激が少ない電気シェーバーでも、VIOはデリケートなので肌に負担がかかります。
VIO処理後は剃毛部に保湿クリームを使用してアフターケアをしっかりしておきましょう。
保湿クリームは低刺激クリームを使用するのがおすすめです。
必要に応じてローションも合わせて使用してください。
またアフターケアをしっかりしておくことで黒ずみや埋没毛などのトラブルの予防にもなります。
カミソリで剃り残しを処理
カミソリはコストパフォーマンスが良く気軽に使用できるVIO処理アイテムとして多くの人が利用しています。
カミソリは刃が直接肌に当たるため根元の深い部分の毛をシェービングすることができ、ハイジニーナにしたい方は好まれるかと思います。
※ハイジニーナ:VIOラインが無毛にする状態
しかし、肌が荒れたり傷つけたりと安全性に欠けるというデメリットがあります。
カミソリでVIOラインを処理する時には「VIO用カミソリ」がおすすめです。
VIO処理でカミソリを使用する場合は、電気シェーバーでの剃り残しが気になる箇所や剃毛部が目で確認できるVラインのみで使用するようにしましょう。
除毛クリームで安全に処理
カミソリや電気シェーバーを使うことなく安全に自己処理できるのが除毛クリームです。
また除毛クリームは、毛根から抜いたりカットしたりする必要がないので手軽にできるのが魅力です。
ただし、VIOの除毛クリームはサロンほどではないものの少し費用がかかるというデメリットもあります。
除毛クリームには脱色剤が含まれており、これが毛のタンパク質を分解し溶かします。
除毛クリームは肌に優しい成分が含まれているものも多く、使用後の肌のつっぱり感やかゆみなどが少ないのが特徴です。
しかし、肌に合わない場合はかぶれやかゆみなどの症状が起こることがあるため、使用前にパッチテストを行いましょう。
除毛クリームを使用する際は、まず肌を洗い清潔な状態にしてから、クリームを塗布します。
塗布する時間は、製品によって異なりますが、大体5〜10分程度です。
時間が経過したら、クリームを水で洗い流します。クリームを残したまま放置すると肌に刺激を与えることがあるので、しっかりと洗い流すようにしましょう。
除毛クリームは、自己処理の中でも手軽に行える方法ですが、肌に合わない場合や毛が太く濃い場合は効果が出にくいことがあるため、注意が必要です。
また、除毛クリームを使用した後は、肌が乾燥するので、保湿をしっかりと行うようにしましょう。
家庭用脱毛器を使う
脱毛器を使うと、毛根の中のムダ毛も脱毛できるので「黒いポツポツが目立たなくなる」「生えるまでの時間が短くなる」など、多くのメリットがあります。
「VIOを自己処理する回数を減らしたい」「サロンやクリニックに行くのは恥ずかしい」と言う方は、家庭用の光脱毛器がお勧めです。脱毛処理後に光で照射するだけで、毛根まで脱毛できますよ。
下記の記事では、私が使っている脱毛器の中で、安価で購入でき、医師監修の元開発されており、アフターフォローもしてくれる安心して使える脱毛器をご紹介していますので、良かったら参考にしてみてくださいね。
【Vライン】 処理のポイント
Vラインを処理する際のポイントについてご紹介します。
VIOの処理をする前にお湯で毛穴を開かせます。
入浴直後やホットタオルなどであたためるのも効果的です。
【Vライン】 一部を残して処理する場合
毛を残す部分・ハイジニーナにする部分を調整しながらハサミでカットしていきます。
毛を残す部分はヒートカッターで毛の先端をカットしましょう。
ヒートカッターで毛を処理すると、毛先が丸くカットされてチクチク予防になります。
長さを調整後、ハイジニーナにしたい部分に電気シェーバーを軽く当てながら少しずつ処理していきます。
電気シェーバーでアンダーヘアをシェービングする時には毛並みに沿って処理すると肌の負担が軽減されます。
シェービングした部分は保湿クリームやローションで肌をケアしてVゾーンの処理は完了です。
【Vライン】 全ての毛を処理する場合
Vラインの毛を全て処理する場合は1cmくらい毛を残してハサミでカットしましょう。
いきなり、電気シェーバーでVラインを処理すると電気シェーバーに毛が絡んで肌を痛める可能性があります。
一部を残して処理する場合と同様、電気シェーバーでアンダーヘアをシェービングする時には毛並みに沿って処理すると肌の負担が軽減されます。
シェービングする部分は保湿クリームで肌をケアしてVゾーンの処理は完了です。
【Iライン】 処理のポイント
ここからはIラインの処理ポイントについてご紹介します。
Vラインの毛を残した場合、Iラインの毛を全て剃り落としてしまうとVラインの毛が不自然に残ってしまうので注意が必要です。
Vラインを全剃りした場合、Iラインを多少残しておいた方が見た目が自然になります。
シェービングしても生えてくるので複数パターンのIラインを試してくださいね。
まずはIライン部を鏡で見ながら手で毛を摘みます。
摘まんだ毛はヒートカッターで少しずつカットしていきましょう。
Iラインは目視できないため慎重に行います。
毛の長さを調整後、電気シェイバーで形を整えていきます。
VラインからIラインにかけて陰毛面積を先細りさせると自然なデザインになります。
剃毛後は陰部専用の保湿クリームで肌をケアします。
※Iラインは目視で処理ができないため、ハサミやカミソリの使用は避けましょう。
【Oライン】 処理のポイント
Oラインはお尻周りの毛のことで、全剃りが一般的です。
Oラインの毛は柔らかく量も少ないため、電気シェーバーでシェービングします。
Oラインは目視できないため、上に向けた鏡に跨ると処理しやすいです。
お尻の肉を外に引っ張りながら、お尻の穴側まで電気シェーバーが届くようにします。
シェービング後、鏡と手触りで剃り残しがないかを確認します。
処理後は低刺激なクリームをつけてケアします。
※Oラインは鏡を使用しての処理になるため距離感覚が掴みにくいです。
カミソリやヒートカッターの使用は避けましょう。
【VIO】ライン 自己処理のメリット
VIOラインを自己処理するメリットについてご紹介します。
費用が削減できる
VIO脱毛をサロンで行う場合、一度の施術で数万円かかることがあり、また一度の施術では効果がありません。
しかし、自己処理を行えば、一度に高額な費用を払う必要がなくなります。定期的に自己処理を行うことでVIO脱毛サロンに比べて格段にコストを削減できます。
時間が節約できる
VIO脱毛サロンに通うと、予約を取るために時間を割かなければなりません。
また、施術にかかる時間も長く、何度も通う必要があります。
しかし、自己処理を行えば、自分の都合の良い時間に行うことができます。
また、一度処理すれば、その後は定期的なケアを行うだけで済むため、時間の節約になります。
羞恥心を感じにくい
自分でVIO脱毛を行うことで、プライバシーを守ることができます。
施術者に脱毛箇所を見られることなく、自分でコントロールすることができるので、羞恥心を感じずに処理できます。
自分のタイミングで処理できる
VIO脱毛サロンに通う場合、予約が必要になります。
長ければ1ヶ月~3ヶ月先の予約しか取れないこともあるので自分の処理したいタイミングと合わない可能性がでてきます。
しかし、自己処理は自分のペースで行うことができるので、体調や生理のタイミングを考えやすいというメリットがあります。
また、毛が生えてくるサイクルを把握しておくことで、適切なタイミングで処理を行えばムダ毛の生えにくい状態を保つことができます。
【VIOライン】 自己処理のデメリット
VIOラインを自己処理するデメリットについてご紹介します。
皮膚トラブルのリスクがある
VIO 自己処理は、正しい方法で行わなければ、痛みやかゆみと言った皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
特に、敏感肌やアレルギーのある方は刺激に敏感なため注意が必要です。
また、痛みやかゆみ以外にも毛穴に炎症を起こすなどのトラブルが起こることがあります。
不潔な手で処理してしまったりハサミなどのアイテムが不潔になっていないか確認しましょう。
毛根が太くなる可能性がある
VIO 自己処理を行うと刺激で毛根が太くなることがあります。
特に、カミソリやハサミを使う場合、毛根の切断面がより毛を太く見えさせるので注意が必要です。
デリケートな部位の処理に不向き
VIOの自己処理は、肌が薄く敏感なデリケートゾーンを扱うため、自己処理には限界があります。
デリケートゾーンは細菌やカビが繁殖しやすい環境であるため、器具の消毒や清潔な状態での使用が重要です。
自己処理を行う場合、十分な注意が必要です。
自分の目で直接見ることができない箇所は処理がしづらく危険です。
特に、初めての方はデリケートな部位を処理するのは難しいため、サロンなどでの施術をお勧めします。
【VIO】自己処理の注意点
VIOの自己処理は正しい方法で行えば安全かつ効果的な方法ですが、誤った方法で行うと肌トラブルを引き起こすことがあります。
VIOラインの処理を自分で行う際に注意すべきポイントを説明します。
衛生面に注意する
VIOはデリケートゾーンのため、衛生面には特に注意が必要です。
処理前に手や器具を十分に洗浄し、消毒することが重要です。
また、使用済みのカミソリやシェーバーを再利用することは避け、新しいものを使用するようにしましょう。
処理前のケアが大切
VIO自己処理を行う前は、肌を清潔に保つために入浴やシャワーで陰部周辺を洗浄しましょう。
また、肌を柔らかくするために、温かいお湯に浸かったりタオルで温めたりするのも有効です。
VIOの自己処理で思ったよりもツルツルにならない、という方は毛をカットする前にシェービングクリームやジェルを使用して肌を保湿し、剃る前に肌を温めることをご検討ください。
適切な器具を選ぶ
VIO自己処理には、ヒートカッターやハサミ、電気シェーバーなど、さまざまな器具があります。
毛抜きや刃が保護されていないカミソリの使用を避けてください。
自分に合った器具を選ぶことが重要で、肌に刺激を与えずに処理できるようにしましょう。
肌に負担をかけない
VIOの自己処理は、肌に負担をかけないように行うことが大切です。
力を入れすぎたり、同じ箇所を何度も処理することは避け、肌に負担をかけないように心がけます。
また、VIOを自己処理する場合は2週間~1か月程度の間隔が適切です。
Iライン・Oライン 粘膜周辺の無理に処理しない
粘膜近くのIライン・Oラインは除毛ワックスの使用を避けましょう。
除毛ワックスが粘膜に付着すると痛みや炎症などのリスクがあります。
また、Iライン・Oラインで使用するカミソリや電気シェーバーはVIO専用のアイテムを使用し、粘膜を傷つけないように細心の注意を払いましょう。
アフターケアをしっかりと行う
VIOの自己処理を行った後は、肌が乾燥しやすくなっています。
処理後にかゆみや痛みが出る場合、乾燥が原因の場合があります。
適切なアフターケアを行い肌を保湿することが大切です。
また、処理後に肌荒れや痛み、かゆみなどがあった場合は、直ちに冷やしたり受診するなどの処置をするようにしましょう。
正しい方法で行い肌に負担をかけないようにすることで、安全かつ効果的なVIO自己処理を行うことができます。
【VIO】の自己処理は手順と衛生面がポイント
電気シェーバーやヒートカッター、ハサミなど数多くのVIO処理グッズが販売されており自宅で気軽にVIOを処理することができます。
カミソリ、電気シェーバー、ヒートカッターは手軽にできますが、使い方の順序を誤ったり適切な箇所以外を処理してしまうと怪我をしてしまう危険性もあります。
VIOの自己処理においては、具体的な注意点があります。例えば、カミソリや電気シェーバー、ヒートカッターを使用する際には、適切な順序で処理を行う必要があります。
また、適切な箇所以外を処理すると怪我をしてしまう危険性もあるため、注意が必要です。さらに、処理前には器具の消毒や清潔な状態での使用を心がける必要があります。
もしかゆみや痛み、かぶれなどの異常があった場合には、すぐに処置を行うことが重要です。
VIOの自己処理は、正しい方法を知って行うことが重要であり、事前に注意点を把握し、衛生面にも十分に気を配りながら行うようにしましょう。
器具の消毒や清潔な状態での使用を心がけ、かゆみや痛み、かぶれなどの異常があった場合はすぐに処置を行うようにしましょう。
VIOの自己処理は、自分自身で行う処理には限界があります。
アンダーヘアの毛量が多い場合には、専門的な脱毛サロンやクリニックでの利用を検討することが必要です。
VIOの自己処理は正しい方法を知っておくことが大切です。
事前に注意点を把握し、適切な器具を用い、衛生面にも十分気を配りながら行ってくださいね。